2018年04月25日 10時58分

属性という言葉をよく使います。これは融資に対して、審査に通りやすい度合いと考えてもいいでしょう。
その人のステータスとも言えるのですが、若干差別的な表現になってしまいます。

しかし、属性自体が、スコアリングなどで点数を付けられている場合が多く、
カードローンやクレジットカードの申し込みに際して、
全ての人が、スコアリングによって属性が決められているのです。
 

属性というのは様々な項目で成り立ちます

一口に属性といっても内容は様々です。
一般的な属性と銀行などの金融機関、さらには消費者金融会社などの、
貸金業者など、それぞれで属性の定義が決まっているのです。
ですから、同じ人でも銀行では属性が低いと見られている場合でも、
消費者金融会社では、属性が普通あるいは、高い部類に入るということもあるのです。

勤務形態では正社員が属性が高く、派遣社員や契約社員がそれに続きます。
次にパートアルバイトの人となり、属性がもっとも低いのは無職の人ということになるのです。
この属性の序列は、ある意味考えやすいといってもいいでしょう。

しかし、属性を決定づけるのはこれだけではありません。
正社員の中でも、勤続年数が長い人と短い人では、属性に大きな違いがあります。
無職の人でも、多くの資産を持っていて、それが認められると属性が格段にアップするのです。

極端な例ですが、資産家であってもすでに職をリタイアしている、といった人がいるとします。
そういう人に、クレジットカード会社はプラチナカードなどのステータスカードを発行しているのです。
そういった資産家が、カードローンの申し込みをするとは考えにくいのですが、
申し込んだ場合は、すぐさま審査に通ることでしょう。

ですから、属性というのは勤務形態も大事であり、
資産を持っているかどうかも、ときには重要な要素となります。
さらに居住形態が、持ち家なのか借家なのかでも違ってきます。

また、最近では自宅に固定電話がなく、スマホや携帯などで済ましているという人もいます。
かけ放題プランなどもありますから、そちらのほうが便利という問題もあるでしょう。
かけるほうとしても、本人直の携帯やスマホのほうが、手っ取り早いといったこともあります。

しかし、固定電話があるかないかというのが、属性に大きな影響を与える場合があります。
昔は電話加入権が、売買されていた時代もありました。
今はその価値も相対的に下がってはいるのですが、固定電話があるかないかというのは、
審査においてもある程度の影響は、今でもあるということを覚えておいたほうがいいでしょう。

仮に少しでも属性をあげたいのであれば、家に固定電話を引くというのもいいかもしれません。
 

カードローンの簡単な仕組み

カードローンは消費者金融会社が始まりです。
形態としては、クレジットカードのキャッシング機能と、ほぼ同等と考えていいでしょう。

それでもカードローンは単独の金融商品ですから、
クレジットカードのキャッシング機能よりも、使いやすくなっているのは間違いありません。
無利息ローンにも対応していますし、融資カードローンとして使い勝手のよいものとなっているのです。
ローン会社として消費者金融会社は成り立っていますから、
利用者がより使いやすいと思えるように、これまで磨き上げてきたのがカードローンなのです。

銀行カードローンは大口融資となるので、
3万円を借りたいために、カードローンの申し込みをするということには向いていません。
しかし、大手消費者金融会社のカードローンは大手といえども、
こまわりの効くカードローンを用意しているのです。

カードローン審査にしても、銀行よりも、
大手消費者金融会社のカードローンのほうが、より審査に通りやすくなっています。
 

専業主婦でも借りることができる？

専業主婦でもお金が必要なこともあるでしょう。
あと3万円あれば、という場面は専業主婦こそ多いのではないでしょうか。
それでも専業主婦ということで、仕事をしていないので、
ある意味では「無職」ということになります。

収入がないので当然なのですが、それでは専業主婦は、
お金を借りることができないのかというとそうでもないのです。
むしろ専業主婦だからこそ、お金を借りる事ができると考えてもいいでしょう。
それはどうしてかというと、専業ということで配偶者がいるということがわかるからです。

現在では、専業主婦というのは少数派です。
反対に、専業主婦でいられるということで、配偶者が高収入ということが想像できるのです。

カードローンの申し込みには審査が必要です。
当然専業主婦ということで収入はないのですが、その場合は世帯収入が適用されるのです。
ですから、配偶者の収入が問題となるのですが、
配偶者に何も問題がなければ、カードローンの審査もすんなり通ると思います。

よって、専業主婦でも借りることができるというキャッチコピーを見かけることがあるのですが、
専業主婦だからこそ、借りる事ができると考えたほうがいいかもしれません。